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▶ Love letter from カナダ 3通目:グリーンゲイブルズで赤毛のアンになってきたよ。

腹心の友のあなたへ

おはよう!
カナダはプリンス・エドワード島は3日日曜日の昼11時30分よ。
今朝は新しいホテルでの朝を迎えたの。

フカフカの白いベッドからは小鳥の声が聞こえてきて、
さわさわと窓をなでる風の音に目を凝らせば、
目の前の海がキラキラと輝いていて、自分がドコに居るんだか分らなくなったよ!

あら?
そもそも私、誰なのかしら。
この穏やかにたなびく海と、可愛いお家・グリーンゲイブルズがなかったら、
モンゴメリも赤毛のアンを書けなかったって言う気持ち、よく分かる。

今日も写真がとっても多いの!
回線の早いところで、このページを開いてね!

お世話になったB&Bに別れを告げて、
ランチをいただきに「ファーマーズマーケット」へ。

今でこそ、
ニューヨークのユニオンスクエアや、渋谷の代々木公園なんかで
農家直売の新鮮野菜マーケットは世界中で流行っているけれど、
プリンス・エドワード島のファーマーズマーケットは100年以上前から続いている。

しかも、お年寄りも若者も、お子さまもカップルも訪れる憩いの場。
こっちの人はのんびりとお話しして買物をするのが好きなので、
必要な物がなくたって情報収集の為にかならず行くんだって。

まぁ、何より「楽しいから」行くんだと思うけど。

 

 

お惣菜。

まだお店を出せないようなエキゾチックフードなんかも楽しめるんだよ。

 

 

 

見て!
ママが作ったこのケーキ!!!

カベガミにしたい!!!(笑)

 

 

 

ちゃんとさっき買った物を食べる場所もあるよ。
ホットドックをチョイス。
ソーセージの表面をカリカリに焼いて、あっさりしたホットドックだったよ。

 

こっちは学食みたいな客層なのに、

すぐ横ではおじさんが議論してる。

ほんと、島中の人が集まって、楽しんでる感じ。

外にもお花屋さん!
鉢ごと売ってるからすぐ飾れちゃう。

そうそう、
プリンス・エドワート島の暮らしでは欠かせない、
「自動車」のちょっとオモシロい話。

カナダでは州ごとに法律が微妙に違っていて、
車のナンバープレートも独自に作ってる。

PEIでは前にナンバープレートはつけないくて良くて、
ナンバープレートも時折デザインが変わるとか。

主に3種類のデザインがあるから、探してみては?
もちろん、古ければ古いほど珍しいよ。
「赤毛のアン」デザインのナンバープレートもあるけれど、
もう3世代も前のデザインだからちょっとレア。

今、最新のデザインはコレ。風力発電。

カナダの中でもPEIは風力発電のモデル地区になっているんだって。
原発を作る事を拒否したPEIは、おとなりノバスコシア(アンが居た孤児院のある場所!)から電力を購入してる為、ちょっとお高め。(でも、東京と同じくらい)

食べ物はもちろん、電力面でも自給自足を目指すPEIは風力発電機をモリモリ増やしていて、
現在、島の2割の電力を風力発電でまかなっているんだって。
これは、けっこうスゴい事らしいよ。

次はこれ。
PEIと北米本土をつなぐ橋・コンフェデレーションブリッジ。
とっても長くて美しいんだけど、
これにより、島の伝統が壊れてしまうんじゃないかとけっこう問題になった橋なので
一部の超保守派の島の人はこのデザインに大反対。

わずか3ヶ月後にこちらのデザインも発表。
このときはどっちにするか選べたみたい。

州議事堂ね。

そして、お目当てのアンは?と探しまわっていたら、
案より古いレアなナンバープレートを発見。

島のマーク、トラと樫の木のシンボル入り。

右の大木がイギリスを表し、左の3本の連なった木が、
PEIのそれぞれの地区「プリンス地区」「クイーン地区」「キング地区」を表し、
同じ大地から生える同じ国だ、というデザインだって。
ちなみに、なんで樫の木なのかというと、
とっても堅い事から「頑固」で「保守」な島の人の性格を表してるんだって。

確かに、はにかみ屋で頑固で保守なんだろうけど、
それでも私達みたいな外国人にとっても優しい。
「これ」と信じる物をもっているから、人には優しくできるのかもしれないね。

で、やっとみつけたーーーー!!

けっこう年代物。

フー。
スッキリした所でドライブに出発!
今日はいよいよ「あの家」に行くんだ。

と、その前に。

 

 

 

あれ!
危ない!!ベイビーがポストに!

……人形ですね。(髪の毛は手描き)

この家はここだけじゃなく、いっぱい飾り付けしてて、
こんなに気合い入っていても、ただの民家です。
趣味です。趣味。

車はプリンス・エドワード島国立公園に突入。
入った途端にシロツメクサのじゅうたんが!

すっごく良い香り。

 

モンゴメリの愛した北海岸。

17才のモンゴメリが残した詩や写真で、このへんの岬のとこがよく描かれているんだって。
だけど、その岬は、もうない。

サンドストーンと呼ばれるもろい地質をもつこの崖は
日々波の浸食でほろほろと崩れてしまっている。

試しに崩れたかけらを手で折ったら、ポクッとまるでお菓子の「ガルボ」みたいなか
感触でいとも容易く折れてしまった。

モンゴメリの残した写真は130年前のもの。
プリンス・エドワート島は年々小さくなっている。

もしかして、あと1000年もしたら……?

 

 

海風が強いので砂丘も移動しやすい。
それを防ぐ為に、根が1メートル以上も伸びる植物を植えてるんだって。
この草で新潟の海岸の砂もなんとかならないのかな。。

 

さて、車はキャベンディッシュのインフォメーションセンターへ。

「キャベンディッシュ」は「赤毛のアン」に出てくる
「アボンリー村」のモデルになった場所。

そしてモンゴメリが眠る場所です。

 

グリーンゲイブルズ(緑色の切り妻造りの家)到着!

33才、出版が決まった時のモンゴメリ。
オシャレで新しい物好きな活発な女性だったそう。
女だてらに海外旅行も経験して、カメラの趣味も。
100年前だよ?

晩年の63さいのモンゴメリ。
小柄で可愛らしい女性だったそう。

初版本と実際に使っていたタイプライター。

左の木の箱は「ラップトップ」といって「どこに居ても机になって手紙が書ける」という代物。ノートパソコンの原型ですね。

友達にあてたモンゴメリ直筆のお手紙。
「達筆」といわれて読めないけれど、記号みたいでかわいい文字です。

育ての親のおじいさんとオバサン。
「保守派の中の保守派」といわれる厳格な家族だったそう。

「初めて赤毛のアンを読んだのは?」
の問いかけに世界中のファンがよせるメッセージボード。

 

 

いちおう、やっときました。

アンがダイアナとのお茶会に使いたいとせがんだ「バラのつぼみのティセット」
意外と地味なデザインに「あれ?」っと思ったけれど、
この時代に白くて薄い陶器はとっても貴重品だったんだって。

心臓の悪いマシューのお部屋は1階に。

パンをつくる小麦粉部屋。
バニラエッセンスと間違えたあの小瓶もこの中に……。

ダイニングには万能ストーブ。
この時代のストーブは薪なので火加減が難しく、
「火加減上手は料理上手」と言われていたそう。

 

アンが名前をつけようとしてマリラが度肝を抜かしたお花も、
ちゃんと窓際に。

食器棚には「イチゴ水」も。

島に来て一年目のアンの部屋を再現。
パフスリーブのドレスや、ギルバードの頭をぶったたいた黒板も。

 

こちら「いつか泊まってみたいわ!」とアンが夢見た客間。

そして、マリラの部屋。
あたしはマリラの部屋がいいな。(笑)

サイドテーブルには「泥棒事件」の紫水晶のブローチも。

 

ソーイングルーム。
アンの服を縫っている最中だね。

んでこちら。
かの有名な「恋人たちの小径」でございまっす。

 

……やっときました。
ここを下ると「グリーンゲイブルズには小川があるって思っておきたいの!」と
アンが宣言した小川も、ちゃーんとあります。

観光バスが来るとけっこう人でいっぱいになる、グリーンゲイブルズ。

島の人も白人だし、観光客も白人が多いので、
観光客と地元の人の区別が全然つかない。
でも、グリーンゲイブルズを歩いていて気がついたことがある。

観光客の顔は「ほけーーーー」としているのだ。
特に男性。

そんな話をガイドさんにしたら、クスクスと笑って

「口の悪い島の人は、観光客の事を“脳みそを家に置いてくる”って言うんですよ」

だって。

やっぱりね!

でもホント、ここはそういう場所。

 

お土産屋さんへ。

これはレプリカじゃなくて、
ホンモノのナンバープレート。誰かが使っていた物だよ。
さて、普通の新品なら5ドルで付けられるナンバープレート、果たしておいくら?

うーん。
安いのか、高いのか?

モンゴメリのお墓がある集合墓地はすぐ近くにある。
「墓地」独特のおどろおどろしさがまったくない。

むしろピクニックしたいくらい。

墓地のエントランスにはでかでかとモンゴメリの名が。

……最近無くなった方もここで眠る、ふつうの墓地のはずなんだけど。

 

モンゴメリのお墓は婦人会の人が世話していて、
いつも何かしらお花が咲いている。

ここに一緒に、だんなさまも眠っているとか。

同じ墓地内に育ての親のお二人もいらっしゃいます。

 

モンゴメリがなくなったときは、
まだ裏手の林の木が低くてこの角度からグリーンゲイブルズが見えたん出そう。
そして、右手には海も。

また、きままにハンドルを切ります。

先にホテルでチェックインしちゃいましょう。

あ、干し草ホロールを作ってる!

パカ!っとするとロールがごろんと。

今夜の宿は先ほどの国立公園の中のリゾートホテル!
途中、ガイドをして下さっている方のボスからお電話が。

なんでも、今芝刈りをしているから、芝刈り機に載せてくれるって!

日本びいきのボス登場。
お世話になってまーす!

思っていたよりデカくて、音もデカくて、超ビビりました。
(最初は乗るを断ったくらいビビった)

ホテル到着!
超ステキ!!!

ホテルの紹介はのちほど。
窓からの景色だけチラ見せ。

シャーロットタウンに戻り、コンフィデレーションセンターへ。

赤毛のアンの舞台を見に!
その前に、バックヤードツアーに参加。

 

 

 

 

 

 

 

カナダ州のマーク!

これがプリンス・エドワード島。

コンフィデレーションセンターは劇場の他、レストラン、図書館、美術館も備える複合文化施設。
60年代建設だけど時代を感じさせないデザイン性の高さと、バリアフリー。
50年も前から、福祉を意識してたんです。すげー。。

そして、お夕飯!

写真は真っ昼間だけど、いちおう18じくらいの空なんだよ。
北米は夏の昼がなが~い。

いままで疲れのせいで胃腸が受け付けず、
割と淡白な食事してましたが、今日から行きます!!

 

PEIオイスター!!!!
ブランド牡蠣です。
小ぶりでキュッとしたお味から、ニューヨークなんかでは高級品。

で、これが、ゴイスーマイウー。
島にいる間にまた食べます。

そすぃて!(そして)

カナダは肉がうまいんです!!!!

プリンス・エドワード島のお肉も「アイランドビーフ」と呼ばれていて、
うまいんですぅうううううううううううう!!

 

こちら、表面はカリッと、中はジューシー。

ミディアムの焼き加減でロースとは思えない柔かさと風味。
個人的に赤みの肉が好きなのだけど、このロースはジュウスィなのに重くないの。
爽やか!

シズってますか!?

ああ、大興奮して観劇。
毎年オーディションでキャストの変わるショー。

コミカルタッチのミュージカルなんだけど、
テンポ良くてもストーリが破綻せず、
ちゃんとダンスも魅せてくれる。

今年のアンは可愛くて人気だとか。
意地悪な女の子がいい味出てた。

最後のマシューが「わしゃ、女の子が良いんだよ、アン」っていうあのシーンは
英語がわかんなくても泣けちゃいます。
(いまこれ書いてても涙ぐむ)

ショーが終わると夜22時。
さすがに日も暮れて、また違う表情をみせてくれるシャーロットタウン。

 

 

 

 

 

 

 

 

いや~~~。
気がつけばすっかりクタクタになって
(読んでてもクタクタでしょ?)

ホテルにもどると、ああ。
書かずにはいられない。

こちらは裏口。
夜はしまっていて、正面玄関へ。

 

 

 

あら?
あの額縁。
なんか変?

ええ!
え?木!?

このホテルログハウスなんだ!!

 

 

キレイな絨毯。

今日の部屋は201号室。
アップフロア、ヒア。

 

鍵はこちら。

いい?
ドアをあけるよ。

ひゃー!

あれ?
ベッドはどこ?

 

 

ひゃーーーーーー!!!

このベッドがまた、ふっかふか。

テーブルの上にプレゼントが置いてあった。

あの「ヤギ夫」の石けんと、投函できちゃう紅茶!

そして、バスルーム。

アメニティも。

で、今朝の「簡易デスクスペース」はこんな感じ。

広い。ヒロズギルよ。

靴が二足あるのはどっちも私の。

ああ、こんなに広いとはじめてちょっぴり寂しい気持ちに。

もしもあなたが 一緒にいたらどんなに楽しい 旅でしょう』

……ホントにそうだ。

今度は一緒に来て下さい。

プリンス・エドワード島のキャベンディッシュより
愛をこめて。

コヤナギユウ

PS
♪あなたのいない、ひとりたびっですぅ~~~~♪

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