普段我々が目にしている水は、基本的に無色透明である。しかし、世界中の水がそうとは限らないらしい。

実際、多くの日本人がカナダに来て驚くこと、それは湖や川の「青さ」ではないだろうか。

青い、とにかく青い

この青さ、とにかく見てもらうのが早そうだ。

バンフの街を散策

地域最大級のボウ川。ボウ川はボウ氷河を源流とする川で、バンフ国立公園のど真ん中を流れている。最初に見たときは「空が映っているのだろう」と思うほどに青かったのだが、曇りの日も青かったことで、この青さに気がつけた。

ちなみに「ボウ」の語源は、そのまま「弓」。原住民が弓を作っていた場所があり、その傍らを流れていたので、ボウ川となったんだとか。

 

Moraine Lake

こちらはお札にもなったカナダの名所「テンピークス」をのぞむモレーン湖。青いにもほどがある。この青さはある成分の含有量で決まるようだ。

 

Payto Lake Banff National Park World Heritage

最も標高の高いところにあるペイトー湖。こちらも青い。このサイズで水が青いと、温泉地や火口のように感じてしまうのは日本人だからだろうか。なんとなく、阿蘇山の火口を思い出してしまった。

 

前述のとおり、この青さは、水の中に光を反射する成分が混入し、光が屈折することで発生している。具体的には、氷河によって削られた岩の成分(ロックフラワー)が水に堆積し、それによって光が屈折して青く見えるのだとか。空が大気によって青く見えるのとまったく同じ現象なんだそう。

Payto Lake Banff National Park World Heritage

そのため、成分の含有量により濃さ(青さ)が異なってくるのだ。先のモレーン湖なんかはかなり「濃い」わけだ。

 

もちろん手ですくえば透明にしか見えないのがまた不思議なところ。

私たちにとって、きれいな水といえば透明なものが一般的だろう。しかしカナダに来れば、そんな常識が吹き飛んでしまうほどに、水は青い。常識が崩れ去る土地、それが想像を超えるスケールの国、カナダなのだった。

 


引用元

本記事は下記ブログの記事を再構成してお届けしております。

雄大なバンフとカスケードマウンテンを眺めながらウォーキング #valberta | トラベラーズ
http://travelers.agilemedia.jp/traveler/canada/airoplane-banff/

Author Profile

のりお
のりおTwitter:@norio_airoplane
写真が好き。旅が好き。旅行記やネットニュースや雑学、ガジェット等を紹介するブログ「エアロプレイン」管理人。旅行はとにかく下調べをして「旅のしおり」を作って持参する派。Linkトラベラーズ創設より共同編集長を担当、2016年より単独の編集長に就任。

http://airoplane.net/

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