
なんと、入り口で中世の商人に出会ったぁ(ウルルン)。
こちらは団体の観光客向けのオールドタウンツアーのガイドさん。運がよければ出会えます。(個人旅行者向けツアーはまだ開催されていないそうなので、今後に期待!)

そしてメインストリートを進みます。
パステルカラーの町並み。マクドナルドもかわええ!!

中世スタイルの食事が楽しめるレストラン「オルデ・ハンザ」の前にはアーモンド売りの少女。もう、これタイムスリップ感ものすごいのよ。

そして、こんな人がうろうろしてる。この世界遺産。

鳥のようなこちらは中世のお医者さん。世界遺産がテーマパークになっちゃってるの。
観光客大喜びですよ、これ。

少し歩いては立ち止まる。全部の風景をカメラに収めたくなります。


クリスマスマーケットが開かれる旧市街の中心「ラエコヤ広場」に建つのは古い薬局「市議会薬局」。
ヨーロッパで最も古い現役の薬局の1つ。地球の歩き方によると、1422年には3代目の主人が経営していたそうです。

中もチラリ。ここではなんと「失恋に効く薬」が買えちゃいます。
その話はまた今度。

この世界遺産に普通に住み、生活してる人たちがいるなんて、夢のようだよ。と思いながら歩きますよ。


◆下町「北側~城壁」
次は北側を歩きます。ヴィル門を抜けて右側の城壁沿いに現れるのがUKOARA大興奮の「セーターの壁」。1年中セーターを売っています。

そして、城壁の「ヘレマンタワー」に上ります。

ヘレマンタワーにはタリンの有名人オールドトーマス(トーマスじいちゃん)が!
団体ツアーではオールドトーマスに鳥の撃ち方を教えてもらえます。

古い城壁沿いを歩いたり。

こちらはクラフトショップが集まる「カタリーナの小道」。
ガラス細工、陶器、木工細工など沢山の工房が並びます。

夜の雰囲気もいいよ。


旧市街の一番北にあるのが天皇陛下も泊まられたという5スターホテル「スリーシスターズ」。こちらのレストランでは天皇陛下訪問時と同じものが食べられるコース料理があります。

このグレーのディズニーチックな建物は「ロシア大使館」!大使館かわぇぇ!!!もう、ここなんなんだ。全部かわいい。

緩やかな階段を上がると、

また城壁。上にはカフェがあります。

なんか怖いけどゆーこあら持ってもらった。

海の近くなのでカモメもいるよ。彫刻家ベルント・ノトケの15世紀の作品「死のダンス」で有名な「聖ニコラス教会」をバックに。

慣れておる…。かわいい。

エストニア滞在中はずっと曇りだったけど、この冬の寂しい感じがまたいい味出してる。ティム・バートンの映画に出てきそうな感じ。

城壁の窓からはロシア正教会「アレクサンドル・ネフスキー聖堂」が見えます。

◆山の手エリア「トーンペア」
ということでやってきました、たまねぎ屋根が目印のロシア正教会「アレクサンドル・ネフスキー聖堂」。この辺りは山の手「トーンペア」というエリアです。

ロシア正教会の真正面のピンクの建物は「国会議事堂」。もともとはお城です。
たまねぎの威圧感がすごい。

国会議事堂の一番端にある塔が1371年に建てられた「のっぽのヘルマン」。
エストニア国民のシンボルです。

「ワバドゥセ広場」。独立記念日にはここでイベントが開催されます。

山の手の展望台からは旧市街から港までの大パノラマが広がります。

わーい、素晴らしい!!

風見鶏のいる風景。いいね。

山の手は大使館などが集まるエリアで、カフェやお店も少ないのだけど下町と違って静かに散歩できる感じがまた良いです。


◆窓枠やドアのデザインもチェックして

何から何までかわいい街。窓枠やドアも気にしながら歩いてみてね。



ブーツ型の樋!!!おしゃれすぎて、ぎゃふんってなるね。

旧市街自体はそんなに大きくなくて街歩きだけなら半日もあれば十分だけど、沢山写真を撮って、お茶をして、お買い物をして、ランチをしてと、目いっぱい観光をしてると1日半は欲しいところ。特に冬の日照時間は6時間と短く写真を撮るのも限られてくるので余裕を持ったスケジュールがおすすめです。
あと、緩やかな坂道が多く、石畳は歩きにくいので歩きやすい靴で行きましょう。