五葉松 Goyo-matsu (Japanese Five Needle Pine)  - 盆栽美術館 - bonsai museum

日本の文化だが、日本と海外での受け止められ方、熱量が異なるコンテンツというのは、まま存在する。

そんな中でも近年海外でとてもホットなのが「盆栽」だろう。この盆栽に関する日本最大級のイベントが、このゴールデンウィークの5月3日(日)から5月5日(火)にかけてさいたま市の盆栽町で開催される「大盆栽まつり」だ。

盆栽町は日本有数の盆栽園が集まる地域

大盆栽まつり 2014

この「大盆栽まつり」が開催される盆栽町は、その名のとおり盆栽の町。もともとは江戸に住んでいた盆栽家が、江戸の大火を逃れて移り住んできたのが、この町の成り立ちだ。盆栽家の集まる町らしく、少し前までは「生け垣を作らなければならない」という決まりがあったようで、それこそ住人が切磋琢磨することで、今日までの盆栽のレベルを引き上げ続けてきた町でもある。

清香園 @ 盆栽町 seikouen - bonsai cho

そんな町に存在する5つの盆栽園「芙蓉園」「九霞園」「清香園」「蔓青園」「藤樹園」らが所有する名品が展示されたり、各盆栽園が解放されたり、はたまた日本中の盆栽業者が露天を出したりして盛り上がるのが、この「大盆栽まつり」なのだ。

大盆栽まつり 2014

この期間中、盆栽町の通りは盆栽関係者で埋め尽くされる。

五葉松 青龍 Goyo-matsu "Seiryu" (Japanese Five Needle Pine) - 盆栽美術館 - bonsai museum

なお、盆栽美術館や盆栽四季の家もオススメスポットであるので、お見逃し無いよう。

 

盆栽をはじめる最高の機会

大盆栽まつり 2014
実はこの大盆栽まつり、盆栽をはじめてみるのにはとても都合がいい。というのも、盆栽露天で売っている盆栽は市販の価格よりずっと安く、またその盆栽は売り手が丹精込めて作ってきた作品であるため、育て方のレクチャーも詳しく受けることができる。

大盆栽まつり2013

また、大盆栽まつりで出品される盆栽はそれこそ数千鉢クラスで、自分の好みの盆栽を見つけるには、うってつけのタイミングなのだ。かくいう私もまた、大盆栽まつりで出品されていた盆栽に魅せられ、その日から盆栽家としての道を歩むこととなってしまった。

Bonsai may (sanzashi)

例えばだが、こちら「サンザシ」の盆栽。3,000円ほどだったが、店主曰く「鉢の値段」とのことだ。ようは投げ売りである。このサンザシは見事に毎年花を咲かせてくれている。

もちろん管理は大変だが、花が咲き、実を付けるのを見ると、とてもやりがいのある趣味だと言える。

 

Bonsai kaede (maple)

さらに、こちらはけやき。盆栽教室の作品ということで、破格も破格、1,500でゆずっていただいた。このサイズであっても、育てた人の1年分の力がこもっている。それをたった1,500円でゆずっていただけるとか、ちょっと考えられない。ちなみにその方とは同じイベントで毎年出合うため、盆栽の近況報告をすると喜ばれるのもポイントだろう。

 

大盆栽まつり 2014

ちなみに、鉢も多種多様なものが安価で出品されている。鉢好きにもたまらないだろう。

 

大盆栽まつり 2014

また、盆栽でなく園芸もののオークション形式な投げ売りも行われている。我が家は大きなモンステラを市価の1/3程度で手に入れてきた。これもまた、大盆栽まつりの名物と言えるだろう。

 

大盆栽まつり 2014

もしゴールデンウィークに行くところがきまってなければ、この大盆栽まつりで、日本の伝統文化に触れてみるのはいかがだろうか。なお、見て歩くだけなら完全に無料。会場近くにはカフェや屋台も出ているため、食にもこまらないだろう。ふらりと訪れてみるのもオススメだ。

最寄り駅はJR土呂駅か、東武野田線の大宮公園駅。

ちなみに、視界いっぱいに緑を感じることの出来、そしてあくせくしない、のんびりした空気の流れる穴場イベントでもある。このチャンスに、ぜひ盆栽を。

 

盆栽祭りについてはこちらから。

第32回大盆栽まつり | 公益社団法人さいたま観光国際協会

 

Author Profile

のりお
のりおTwitter:@norio_airoplane
写真が好き。旅が好き。旅行記やネットニュースや雑学、ガジェット等を紹介するブログ「エアロプレイン」管理人。旅行はとにかく下調べをして「旅のしおり」を作って持参する派。Linkトラベラーズ創設より共同編集長を担当、2016年より単独の編集長に就任。

http://airoplane.net/

海外ショッピングで免税のリファンドを受け取るために知っておくべき重要なこと

AMNの旅ブロガー向け勉強会「旅行写真・動画と権利」を開催しました #AMN旅ブログ勉強会

【ハワイ子連れ旅行】あなたならどっち?リゾートホテルとコンドミニアムの過ごし方について!

ニュージーランド航空日本就航35年…そこに至る13年間の影の努力とは

エストニア政府観光局プレス・トリップにLinkトラベラーズのブロガーを派遣しました

いまトスカーナで見るべきものは?現地ガイドにピサの斜塔だけじゃない魅力を聞いた!

毎年京都に行く編集長が穴場としてオススメの京都紅葉スポットをこっそり教えます

【企画】ニュージーランド航空×Linkトラベラーズ ブロガーがリアルなニュージーランドをご紹介します!【実施中】